ようやくここまで辿り着くことが出来たのか。。。
あまりに長い道のりだったので既に気力も記憶も尽きかけている管理人です、どうも。
さて、3週に渡ってお送りしてきた今回の大分遠征レポートもこの4日目で最後。
日々睡魔と格闘しながら薄れゆく記憶を掘り起こし、欠けた部分は捏造するというこの苦行に終止符を打つべく、『
大分エクストリーム山祭り』最終日のレポをご覧下さい。
8/14、いよいよやってきました今回の遠征のメインイベント。
9月に出場するSDA王滝に向けた特訓ということでホンダ☆に話を持ちかけたところ、どうやら同じ事を考えていた☆に一緒に行きませんかと誘われた先が、熊本県から宮崎県に跨って伸びる『
内大臣林道』&『
椎葉林道』。
ガレたダブルトラックの未舗装路が延々約40kmも続く上、途中には1460mの峠が待ち構えているという、仮想王滝としてはもってこいのフィールド。
おまけに今回アドバイザーとして、王滝に3度の出場経験を持ち、120kmコースも完走したという、☆の自転車部時代の先輩が同行してくれるというので心強いじゃないですか!
対王滝戦用に換装したFLASH650Bと共に自分がどこまでやれるのか、ひと足早いおいらの
challenge to 王滝(仮想)が始まります。
午前3時、スマホのアラームで起こされるも、睡眠不足と疲れのせいで俺選手身体が動かず(-_-||
☆も起きる気配がなかったので、そのままオフトゥン峠にて待機w
しばらくするとむくりと☆が起き上がる気配がし、そのままキッチンに向かったかと思うと何やらゴソゴソ。
おいらも観念して布団から出ると、身支度を開始。
顔を洗うついでにキッチンを覗いてみると、そこにはソフトボール大のおにぎりをせっせと作成中の☆の姿がw
山ラーならぬ山オニを持参して少しでも安くあげる狙いのようだけど、中の具に梅、シャケ、たらこ、おかかにシーチキンとやりたい放題なので、果たしてこれで本当に安上がりなのかはちょっと疑問(´▽`;)
とはいえ、お手製のおにぎりを持ってのトレイルライドなんて遠足っぽくて(・∀・)イイネ!
そうこうしてるうちに時刻は午前4時半になり慌てて☆邸を出発!
なんだかんだで当初の予定より30分遅れってところが俺らクオリティーだなとw
真夏とはいえ、さすがに4時半だと外はまだ真っ暗。
おまけに久住の山の中ともなれば人の気配などあるハズもないどころか、むしろ出てはいけないものが出てきそうな悪寒(||゜Д゜)
車のライトが照らし出す先以外は何も見えないそんな闇の中を、ここでは書けないような速度で爆走する☆。
車一台が通れるくらいの細い山道だろうがお構いなしの☆。
途中猫を轢きそうになっても速度は緩めない☆。
突然お腹空いたと道の真ん中で車を停め、おもむろにパンを食い始める☆。
今度は子狐を轢きそうになり、さすがに慌てる☆。
「コラコラコラー!もうちょっとで轢いちゃうとこだったじゃないかー!」とどこかで聞き覚えのあるフレーズを口走る☆。
ここでは書けないような場所を突っ切り、無理やりルートを繋ぐ☆。何この本番前から既にエクストリーム感wwww助手席でぐったりしながらも、6時にようやく熊本県の矢部町へ突入。
途中のコンビニで☆の先輩に連絡を入れると、既にスタート地点でスタンバッておられるとのことで先を急ぎ、程なくして『内大臣林道』の起点となる『
内大臣橋』に到着。

駐車場があってトイレが常設されているので多い日も安心(何
そして今回アドバイザー兼ガイドとして同行して下さるY氏とご対面。
☆から120kmコース完走の猛者と聞かされ、どんなガチムチ系の人だろうと内心ビビッてたのですが、おいらと変わらないくらいの背丈の細身の方でちょっと意外でした。
簡単に挨拶を済ませると大急ぎで準備に取り掛かる我々でしたが、
突如叫び声を上げる☆。「間違えてロード用のシューズ持ってきてしまった。。。_| ̄|○」⊂⌒~⊃。Д。)⊃ズコッ忘れてきたって人はいてもロード用とMTB用を間違えたって人はなかなかいないんじゃ(;´▽`A
とりあえず奇跡的に車に置いてあったスニーカーで代用することにしたものの、
もはや午前4時半から狙っていたネタとしか思えない件wスタート前から伝説への第一歩を踏み出した☆に幸あれ。。。さて、準備が整った所で午前6時40分、ついに仮想SDA王滝練『
内大臣林道・椎葉林道ライド』開始です!

Y氏の案内の下、まずはほぼフラットで走りやすいダートから。
途中いくつかトンネルがあるのですが、照明が無い上にトンネル内も未舗装なのでちょっと危険かも。
念のためライトを点灯させると、☆が一言。
「ライトは点けない方がいいですよ。見てはいけないものが見えるから。。。」な、何だよそれおーい!!((;゚Д゚)ガクガクブルブル しばらくして川沿いに出ると緩やかに上り始め、徐々に路面状況も悪くなってきますが、早朝の清清しい空気とひさびさのトレイルライドでまだまだ元気な管理人(^-^)

そしてスタート前のことなど無かったかのようにこちらもテンション高めな☆と、対照的にクールなY氏。

1時間ほど走ったところで昔の集落跡入り口に着き、そこで最初の休憩。
和やかに談笑していると、突然右のふくらはぎにチクリとした痛みが。
見るとロングタイツの上からアブの一撃を食らったみたいで、大自然恐るべし。。。
なんて思ってたら再びチクリと二撃目がΣ( ̄□ ̄;)!!
生脚晒してる他の2人は刺されてないのに、ロンタイキメてるおいらだけ集中砲火なのはこれ如何に。さすがにこりゃ勘弁ということで逃げるように走り始めたおいらでしたが、
⇒『まもののむれにまわりこまれた。』まさかの三撃目を食らうことになろうとは(ToT)
てか脚回してるにも関わらず喰らいついてくるとかどんだけ獰猛なんだよ(゜Д゜||)
まさに人類の敵だな。
全てのアブ共を残らず駆逐してやりたいです!!щ(゚Д゚#щ)
ブログ用の写真撮影に余念の無い☆を他所に、淡々と走り続けるY氏とそれについて行くおいら。
おかげでこの直後に野生のイノシシと遭遇♪(あまり嬉しくないけど。。。
ちなみにおいらが背負ってる青いザックは☆に借りたもので、実はツールド国東の参加賞の記念品ってのは内緒なw途中みんなでバイクを交換したりしながらのんびりと走る我々でしたが、日が高くなるにつれ気温も上がってきてとにかく暑い。
40分程走ったところでたまらず休憩タイム。

写真だと分かり難いですが、画面左はガケになっていてその下には沢があり、何気なく覗いてみると野生の鹿を発見!

↑画面中央の茶色のやつがそれで、3頭は確認できました(*⌒▽⌒*)
それにしても猫に始まり、キツネにイノシシにシカと、さすが九州は野生の王国ですなw十分すぎる程に休憩をし、再び走り始めた我々でしたが、ここから先は拳大の石がゴロゴロしたガレた悪路の連続。
ガレた上りの経験があまりないおいらはここで悪戦苦闘。
2人との差が徐々に広がっていくことに焦りを感じ、必死について行こうと頑張るものの、まだ全行程の1/3も走っていない状況で無理をしても仕方ないと思い直し、あくまでマイペースで上ることに。
おかげで前を行く2人にたびたび待って貰うことになり、最後の方は2km走っては休憩という有様に(ノ∀`)
こんな調子でほんとに王滝完走出来るんかいな。。。

そんな中、唯一の救いだったのがルート上に点在している沢。
ボトル1本しか持って来てませんでしたが、この沢のおかげで水分補給だけには困りませんでしたね。
衛生面の程は分かりませんが、とりあえず今もこうして生きているので大丈夫でしょう多分wwガレガレの上りをただひたすらに上り続けるといドMプレイを続けること1時間。
一気に視界が開けたかと思うと、ついに内大臣林道の終点、『
椎矢峠』に到着!
標高1460mはさすがに疲れたー(;´Д`)…ハァハァけど峠からの見晴らしは最高♪

ただ走るとめがっさキツいのにこうやって写真で見ると平坦にしか見えないのがトレイルの闇(´・ω・`)

青い空をバックに記念撮影。
今日はお気に入りのひとつである、東方Projectのお空ジャージをチョイスしてみました♪(v^ー°)
うにゅほーっ(*´д`*)

写真においてもエクストリーム感を追求する☆による超ローアングルからの集合写真もw
さて、ここから先は宮崎県になり、名前も『
椎葉林道』と変わります。
今年の2月に参加した『
ツール・ド・佐伯 ハイウェイステージ』での大分からの宮崎入りに続き、今回は熊本からの宮崎入りを果たせてちょっと感動。
県境を越える瞬間って、旅とか冒険って感じがして何回やってもワクワクしますよね♪(*'v'*)
てなことで、折り返し兼昼食ポイントのキャンプ場までここから一気に下っていく訳ですが、予想通りというかやっぱり長くなりそうなので一旦ここまで。
王滝出発まであと4日、本当に間に合うのだろうか。。。否、間に合わないwwwwwwwwww後半へつづく。
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そして、くろしばクンのblogで更にちょっとだけ行ってみたい気持ちが増した(笑)。
で、やっぱり王滝前のアップ完了は・・・(-_-;)。